|
キトサンはカニやエビなどの甲殻類から容易に採取され
る多糖類で、創傷治癒特性などを有することから、近年、医学領域での応用が試みられてきています。一方、キトサンは、酸性でしか溶けない、あるいはゾル/
ゲル変換が困難であることなどから、用途開発が難しい素材でした。
ネーテックでは、キトサンの水溶性を改良し中性付近で可溶化すると共に、光反応性基をキトサンに導入することによって、光で簡単にゾル/ゲル変換を制御で
きようにしました。
この光反応性キトサン(PRC)は粘性の高い水溶液で、外傷や外科処置後の組織などあらゆる患部に塗布しやすく、365〜500
nmの光照射によって短時間で接着性の不溶化ゲル体となります(図1)
|