設  立
平成7年7月27日
所 在 地
〒213-0012 神奈川県川崎市高津区坂戸3-2-1 KSP西棟3F
電話044-819-2013 FAX 044-819-2014
mailto: info@netech.jp
資 本 金
3億1千8百万円
従業員数
株  主
ベンチャーキャピタル
事業会社(素材関連)
東京中小企業投資育成株式会社
株式会社ケイエスピー
由良洋文 他
役  員
社 長  由良 洋文    
取締役 藤井 真則    
  飯野 重夫    
  白石 敬仁    
監査役  安江 省吾    
 
株式会社ネーテックは、神奈川県の公的研究プロジェクトの成果を事業化することを目的に設立された研究開発型ベンチャーです。ネーテックが開発し、所有する基本技術は生化学的機能を有する糖鎖関連化合物の合成であり、基本骨格として天然由来のキトサンやグリコサミノグリカン類を出発原料とした多糖誘導体や再構成多糖であります。現在、特に実用化に向けた開発研究を進めている化合物は3種類あります。
(1)
光反応性キトサン
(2)
再構成グリコサミノグリカン
(3)
再構成ガラクトース
 
これらはそれぞれ異なった生化学的機能を持ち、その結果、それぞれの化合物が興味ある応用分野を提供します。光反応性キトサンは光の照射により生体組織表面で接着・不溶化することから医療用接着剤、創傷治癒などの用途が期待され、再構成グリコサミノグリカンは細胞増殖に作用して制癌剤や再狭窄阻害などへの用途があります。再構成ガラクトースはレクチンを介した細胞表層との親和性から、特定の血液細胞分離や細胞表層変化に基づく細胞診断への応用が考えられます。
 
糖鎖が担う仕事を簡単に分類すると、1)ホルモンや毒素などの生化学的物質の結合、ウイルスや細菌などの感染、受精、炎症、細胞の成長の制御などの細胞認識反応、2)エネルギーの貯蔵、3)不溶性物質の可溶化、4)関節などの潤滑剤、5)細胞の骨格などを支持する構造体などです。特徴としては、認識反応には比較的短い糖鎖が利用され、潤滑剤や骨格の支持体などの物理的な役割は長い鎖長の多糖類が担っていることです。
ネーテックの技術のプラットホームは、このような機能的な糖鎖を使いやすく供給することです。我々が開発中の新素材は、認識反応に携わる鎖長の短い糖鎖や組織適合性が高い多糖類が、より高い機能を発現するように組み込まれていて、かつ化学的安定性と均一性を有することを特徴としています。ネーテックで合成される再構成糖類のPV-Sugarは研究用試薬として生化学工業(株)を通じて販売されています。