FEEDテストの原理
FEEDテストは、母体血中の胎児赤芽球NRBCを対象とする検査法です。
妊婦の血液には、胎児の細胞がごく微量含まれており、その細胞を分離濃縮し、細胞の核に存在する遺伝子を分析することで、胎児の遺伝子異常を分析できます。
FEEDテストでは、分離したNRBCの染色体数をFISH法により分析し、染色体数の異常がないかを検査します。

NRBCとは
一般的に、健常な成人の末梢血には、赤血球、白血球、血小板が成熟血球として存在しています。成人の成熟赤血球は核を持たない細胞として存在していますが、胎児血には未だ核を持つ未成熟な赤血球であるNRBCが多く存在しています。この胎児NRBCを母体末梢血から分離・濃縮できれば、流産リスクのない非侵襲的な確定的診断が可能となります。
しかし、妊婦血液中に混入した胎児NRBCは、血液1mLあたりわずか1個程度と推定されており、分析に必要な細胞数を確保するには高度な細胞分離技術が必要です。また、母親の細胞と胎児の細胞を明確に区別できるような形状や性状について明確な違いが無く、胎児を示す生物学的なマーカーも明らかとなっていないため、純度の高い分離方法を開発することも難しいという問題があります。
当社のFEEDテストでは、一般的な検査で採血される7mLの血液から、分析に十分なNRBCの分離に成功しています。
