内視鏡用粘膜注入剤としての応用例

EMR(内視鏡的粘膜切除術)やMSD(内視鏡的粘膜下層剥離術)の際には、粘膜下に生理食塩水やグリセロールなどを注入して切除部位を盛り上げてから切除します。

しかし、生理食塩水やグリセロールは、注入してもすぐに注入部位が平たんになってしまうとう欠点があります。注入後に高い隆起を維持できる溶液としてヒアルロン酸がありますが、これらに共通する欠点として、止血作用がなく、切除した後の止血が問題となります。

KytoGELを注入剤として使用した場合、ヒアルロン酸に比べて安定な隆起を維持し、止血効果も期待できるというデータを得ています。